今回、紹介するアーティストはBlack Sheepです。この名前を聞いただけでも書く前からあの曲にしようか、この曲にしようかと浮き足立つ気持ちです。
Black SheepはDe La SoulやA Tribe Called Quest とともにネイティブタンと言われています。
しかしDITCとも絡んでいたりと幅広い人たちと活動を共にしました。いろんな人と絡みつついいとこ取りしているように思えます。
ユニット名であるBlack Sheepは単純に「黒羊」と訳すのではなく、厄介者とか仲間外れ、とかそういう意味があるようで、Black Sheepの二人もそっちの意味で自らをBlack Sheepと名乗ったと思われます。
気を引き締めて余すところなくBlack Sheepでおススメの曲を紹介します。
「俺がBlack Sheepだ、パーティーを盛り上げるぜ」とまくし立てるラップ。もはや歌詞なんてどうでもいい。リズムとライムを聴くだけで身体が動きだす。
彼らの少し高い音の楽器のような声にしびれてずっと聴いていたくなる曲です。
日本人ラップグループのライムスターに「The choice is yours」という曲がありますが、Black Sheepに影響を受けたのかな、と勝手に思っています。
歌の内容も歌詞も全く違いますがね。
ま、曲名つながりということで、特にどうってことない話です。
Spotifyばかり使って曲の紹介をしていますが、お勧めの「similak child」がのっていません。残念です。R18的なジャケットが問題だからでしょうか。
「similak」というのは、アメリカで有名なミルク用品のことです。日本でいうところの赤ちゃんが飲む「ほほえみ」とか「アイクレオ」とかそういうのですね。
similak childってミルクで育った赤ちゃんという意味でしょうか。訳を見てもさっぱりわかりません。(自動翻訳の機能も訳のわからなさを倍増させているかもしれません。)
ジャケットもカッコいいし、アルバム全体の仕上がりもめちゃくちゃカッコいい。
中でもおすすめはこの曲です。
Black Sheepのアルバムを12インチ含めて7枚持ってるけど、これが一番好きです。
similak childを初めて聴いたのは、高校生の時。中学校の時からヒップホップのレコードをいろいろ聴かせてくれた友達です。
彼が持って来てくれたsimilak childを楽しんだ後しばらく忘れていました。
社会人になって何故か忘れていたBlack Sheepのsimilak childが夢の中に現れてはっと目が覚めました。
すぐにレコード屋に駆け込んでsimilak childをゲットしたのです。夢のお告げだと今でも思っています。
世の中ローコード、とかノーコー…