基本情報技術者資格取得のため勉強をしています。午後の選択問題はデータベースを選択します。おすすめの理由や試験で出る項目をまとめてみました。
基本情報の午後問題を解いているとわかるのですが、アルゴリズムもセキュリティも毎回面食らうほど試験対策しにくいです。問題に慣れてその時頑張って解くしかできない・・・。
そんな中、データベースだけは出る所が決まっていて、対策しやすいです。
SQLが問題に出てくることがわかりました。その中でもSQL文で使う演算子の問題が良く出ます。よく出る演算子さえ押さえておけば、攻略は簡単です。
これが午後選択問題でデータベースをお勧めする理由です。
え?でもSQL文ってプログラミング言語なんじゃないの?データベース専用のさ・・・。って思っていらっしゃる方は一度SQL文を見てみてください。
英語に似てる!!!意味と構文を見比べてみてください。英語に似ているので、非エンジニア・文系におすすめです。
とか。これらを見てもデータベースに対して何をしようとしているのかわかりやすいです。英語の単語が命令文になっているので文系にもわかりやすいですよ。
データベースは計算問題がありません。過去問を見ても計算問題があるなぁ、ってのを見たことがありません。非エンジニア・文系なら計算問題を避けましょうw
じゃ、ちょっと簡単にSQL文にはどんなものがあるのか紹介します。SQL文と一口に言っても細かい種類があります。
SQL文とはデータベースを扱うための言語です。データベースに格納されているデータに対して、データの選択、削除、更新、統合、等を行っていくものです。
こういったものもSQL文の中で、DML(データ操作言語)といいます。
データ操作言語(SELECT、DELETE、など)がデータベースのデータを操作する言語として用意されています。
SQL文はこれだけではなく、データベースのテーブルを作ったりするSQL文も用意されています。
その他、トランザクションを制御するコマンドとして「COMMIT」「ROLLBACK」「SAVEPOINT」などがあります。また、「DESCRIBE」コマンドを使用して、表を定義している列の情報を一覧で表示することもできます。
このうち基本情報技術者試験でよく出るのは「データ操作言語(DML)」と「データ定義言語(DDL)」です。
BETWEEN a AND b aとbの値を含む範囲指定
出ます。これ、いつも出ます。下手すると午前の問題にも出たりするので必ず覚えましょう。
令和元年度・秋・設問2
SELECT 書籍情報表.ISBNコード,書籍情報表.書籍名 count(*) AS 貸出回数
FROM 書籍情報表,貸出表
WHERE 書籍情報表.ISBNコード = 貸出表.ISBNコード
AND 貸出表.貸出日 BETWEEN ‘2018-04-01’ AND ‘2019-03-31’
GROUP BY 書籍情報表.ISBNコード,書籍情報表.書籍名
HAVING COUNT(*) >=4
令和元年度・秋のデータベースでは、ピンク部分の問題が出されました。BETWEEN A AND B(AとBを含む範囲指定する演算子)はよく出るので覚えましょう。
LIKE % 0文字以上の任意の文字列と比較
LIKE _ 任意の1文字と比較
続いてこれ。LIKE演算子です。SQLでワイルドカードを使う場合の演算子としてよく出される問題です。
SQLでのワイルドカードは「%・・・任意の長さ(ゼロを含む)の文字列」と、「_・・・任意の1文字」の2つです。「*」ではないことに注意しましょう。
平成31年・春・午後
SELECT 年度,学年,性別,AVG(身長) AS 平均身長・・・(略)
FROM 測定結果ビュー
WHERE 年度 LIKE ‘201_’ AND 性別=’男’ GROUP BY 年度,学年,性別
ORDER BY 年度 ASC,学年 ASC
平成31年度・春のデータベースの問題に出ました。LIKE演算子とSQLのワイルドカードの問題です。アンダーバーは1本(1文字)、%は0~100%(0含む100までいろいろw)で覚えましょうw
基本情報技術者試験を受ける非エンジニア・文系の皆さんにはぜひデータベースをおすすめしたい。構文が英語のようで、頭に入りやすいです。しかも午後問題を解き続けていくと、聞かれるところはだいたい同じ。一番試験対策しやすく点が取りやすい分野です。
選択問題をどれにしようかと迷ってる方にはぜひデータベースをおすすめします。
そしてもっと詳しく講義を受けたいという人にはUdemyがおすすめです。私も受けています。
世の中ローコード、とかノーコー…
ほとんどがSQLの問題です。9割はSQLだと思って大丈夫です。