【Gang Starr】グールーとDJプレミアの2人はヒップホップ界の伝説的な2人。Mass Appealから聞こう

Gang Starr

Gang Starrの曲はすべてが良い

1985年に結成され、2005年に解散するまでアルバムを8枚出しています。

はっきり言ってGang Starrの曲は、全て良いです。その中で絞り込んで紹介するというのは、本当に難しいです。

悩みに悩みましたが、Gang Starrの中から無理矢理一曲ひねり出しました。

Gang Starrとは

Gang Starrとは、ストリートの与太者のような意味のようです。ネットでギャングスターと検索すると、西海岸のヒップホップアーティスト2Pacとか、N.W.Aなどが出て来ます。それとは違うのでお間違いなく。西海岸のギャングをあらわすギャングスタではなく、グール―と、DJプレミアの伝説的2人組の事です。

持っているアルバムを紹介。大切な4枚

Gang Starrの曲は、全て良いのですが、持っているアルバムを紹介します。これらは全てリリース順です。

No more Mr.Nice guy

このアルバムは、このブログでの曲紹介のツールとして使っているSpotifyにはありませんでした。紹介出来ないのが残念です。

Step in the Arena

これも名曲ぞろいです。ほとんど曲がヒップホップの古典として殿堂入りしているものばかりです。困ったな、選ぶしかないか。どれにしよう・・・・。

Step in the Arenaからは、Take a rest を選びます。

Daily Operation

困った。Gang Starrを書こうとすると、アルバムも全て良すぎる、好きすぎるのでお勧めの一曲を選ぶのが苦痛になります。このアルバムでは、Gang Starr Foundationが参加しています。Gang Starr Foundationとは、Gang Starrの仲間たち(どちらかというと子分みたいなイメージ)です。

メンバーには、GroupHome、Jeru the Damaja、Big Shug、BahaMadiaなどがいます。彼らが加わり、曲幅が大きくなった一枚と言えます。

その中でお勧めは、I’m the Manです。この曲は、Gang Starr Foundationのメンバーがマイクリレーで次々と歌っていきます。その中でもJeru the Damajaの部分がぶっ飛んでカッコいいです。

Hard to Earn

生まれて初めてレコードがこれ、Hard to Earnです。中学生2年生だった当時、家にはレコードプレイヤーもアンプも何もありませんでした。しかしこのHard to Earnを買って部屋に飾っておきました。

Hard to Earnの中でお勧めなのが、これしかありません。Mass Appealです。Mass Appealというのは、「大衆に受ける」「多くの人に受け入れられる」という意味です。この曲を調べてみると、「俺たちはMass Appeal(広く受け入れられる)ようなダッセー曲は作らない。俺はドープだぜ。金は草みたいに生えてくる。」という感じの曲です。

自信満々に彼らのライムをぶつけている曲なのですね。

また、ちゃっちゃっちゃっちゃちゃらちゃ~♪が印象的なサンプリングは、Vic JurisのHorizon Driveという曲からサンプリングされています。Horizon Driveの3分30秒あたりで、ちゃっちゃっちゃっちゃちゃらちゃ~♪をはっきり聞き取ることが出来ます。

神業ループです。

今もなお光るGang Starr

今から20年も30年も前の古典とも言えるGang Starr。しかし冒頭で紹介したMass Appealを最後にもう一押しして終わります。