NASとは?
NASはジャズミュージシャンである父の元、小さい時から音楽に触れ、名実ともにアーティストとして生まれ育ちました。
彼はアーティストだけでなく起業家としても成功しています。
NASの小さい頃
NASは10代のころから、2階に住むWilly Graham(のちのIll Will)と一緒にヒップホップを楽しんでいました。
10代後半にはLarge Professorに出会い、着々とキャリアへの道を歩み始めます。RakimやKool G Rapがレコーディングしている所でも居合わせていたし、自身の曲を収録したこともありました。
Kool G Rap & DJ Poloについてはこちら。
大物のレコーディングを見学し、自身の曲も収録したNASですが、その曲は全くもって世に出ることはありませんでした・・・。
コロンビアレコードと契約
その後、MainSourceの「Live at the Barbeque」に参加したり、3rd BassのMC Serchと一緒に音楽活動を行うなどして、レコード契約を勝ち取ります。
契約したレコード会社はコロンビアレコードです。映画Zebraheadのサウンドトラックにも参加しシングルカットされた曲「Halftime」は「NastyNas」という名前で発表しています。
その曲で世間とヒップホップ界は度肝を抜かれ、新しいRakimが現れた、と彼のリズムを絶賛しました。
NASの「illmatic」は3大プロディーサーが参加
豪華メンバーによる「Illmatic」
1994年、NasはIllmaticをデビューアルバムとしてリリースしました。90年代3大ヒップホッププロデューサーの3人が参加しています。
- DJ Premier
- Pete Rock
- Large Professor
その他、Qティップ、LES、や友達AZ、ジャズミュージシャンのお父さんも参加しています。
Illmaticの感想
このアルバムは凄いです!若干20歳だったNASに驚愕してしまいます。聴いていない人がいたらぜひ聞いて欲しい。ようこそヒップホップへ、と言いたい気分になります。
NASのおすすめの曲 N.Y.State of Mind
N.Y.State of Mind
いやー、のっけからかっこいい。DJをするときに、NASから一曲選ぼうとするときに、ぜひ使ってほしい一曲だ。DJ Premierがプロデュースしています。
World is yours
上で紹介したN.Y.State of Mindと聞き比べてほしい。全く違う曲調に気が付くはずです。こちらはPete Rockがかかわっている曲です。
World is yoursとずっと言い続けているこの曲は、世界が輝かしい、世界はお前のものだ、と応援してくれているかと思ったら違いますw
ヒップホップの歌詞ってよくわからないものが多いです。曲の意味は英語を読んでも、和訳を読んでもよくわからないのです。意味なんて考えずに自分の思うままに、曲のリズムを楽しめばよいのです。
It Ain’t Hard to tell
最後の曲はLarge Professorが参加しています。彼はMain Sourceのメンバーです。
まとめ・とにかくNASのillmaticはおすすめ
とにかくNASのillmaticはおすすめです。聞いたことがないという方は一度聞く事をおすすめします。
ジャケットアルバムの子どもは誰か気になりませんか?想像の通りNAS本人の幼少期の写真です。彼のお父さんがツアーから帰ったときに取ったときの一枚です。
NAS 本名:Nasir bin Olu Dara Jones 1973年9月14日