【NAS】史上最上のラッパーの一人。illmaticには90年代ヒップホップ3大プロデューサーが参加する贅沢な一枚

NAS

NASとは?

NASはジャズミュージシャンである父の元、小さい時から音楽に触れ、名実ともにアーティストとして生まれ育ちました。

彼はアーティストだけでなく起業家としても成功しています。

NAS 本名:Nasir bin Olu Dara Jones 1973年9月14日 

NASの小さい頃

NASは10代のころから、2階に住むWilly Graham(のちのIll Will)と一緒にヒップホップを楽しんでいました。

10代後半にはLarge Professorに出会い、着々とキャリアへの道を歩み始めます。RakimやKool G Rapがレコーディングしている所でも居合わせていたし、自身の曲を収録したこともありました。

Kool G Rap & DJ Poloについてはこちら。

大物のレコーディングを見学し、自身の曲も収録したNASですが、その曲は全くもって世に出ることはありませんでした・・・。

コロンビアレコードと契約

その後、MainSourceの「Live at the Barbeque」に参加したり、3rd BassのMC Serchと一緒に音楽活動を行うなどして、レコード契約を勝ち取ります。

契約したレコード会社はコロンビアレコードです。映画Zebraheadのサウンドトラックにも参加しシングルカットされた曲「Halftime」は「NastyNas」という名前で発表しています。

その曲で世間とヒップホップ界は度肝を抜かれ、新しいRakimが現れた、と彼のリズムを絶賛しました。

NASの「illmatic」は3大プロディーサーが参加

豪華メンバーによる「Illmatic」

1994年、NasはIllmaticをデビューアルバムとしてリリースしました。90年代3大ヒップホッププロデューサーの3人が参加しています。

90年代3大プロデューサー
  • DJ Premier
  • Pete Rock
  • Large Professor

その他、Qティップ、LES、や友達AZ、ジャズミュージシャンのお父さんも参加しています。

Illmaticの感想

このアルバムは凄いです!若干20歳だったNASに驚愕してしまいます。聴いていない人がいたらぜひ聞いて欲しい。ようこそヒップホップへ、と言いたい気分になります。

NASのおすすめの曲 N.Y.State of Mind

N.Y.State of Mind

いやー、のっけからかっこいい。DJをするときに、NASから一曲選ぼうとするときに、ぜひ使ってほしい一曲だ。DJ Premierがプロデュースしています。

World is yours

上で紹介したN.Y.State of Mindと聞き比べてほしい。全く違う曲調に気が付くはずです。こちらはPete Rockがかかわっている曲です。

World is yoursとずっと言い続けているこの曲は、世界が輝かしい、世界はお前のものだ、と応援してくれているかと思ったら違いますw

ヒップホップの歌詞ってよくわからないものが多いです。曲の意味は英語を読んでも、和訳を読んでもよくわからないのです。意味なんて考えずに自分の思うままに、曲のリズムを楽しめばよいのです。

It Ain’t Hard to tell

最後の曲はLarge Professorが参加しています。彼はMain Sourceのメンバーです。

まとめ・とにかくNASのillmaticはおすすめ

とにかくNASのillmaticはおすすめです。聞いたことがないという方は一度聞く事をおすすめします。

ジャケットアルバムの子どもは誰か気になりませんか?想像の通りNAS本人の幼少期の写真です。彼のお父さんがツアーから帰ったときに取ったときの一枚です。