アルバムジャケットからはみ出そうなくらいのFat Joe。引っ提げてきたアルバム「Represent」で暴力的ながらも音楽として完成度の高いものを見せています。
おススメは「Livin’ Fat」です。ロードフィネスがプロデュースした名曲です。
訳:
「俺はファットに生きてる、ファットに生きてる・・・・。
嘘の動きはしない。絶対に落ちる事なんてしない。」
というような事を歌っています。マイクをもたせりゃ天下一品的なことも・・・・。
自分自身のテーマ曲のようなものでしょうか。
2曲目も自身の事を歌っているのでしょうか。「Flow Joe」です。
“Flow Joe” is the debut single by American rapper Fat Joe, from his 1993 album Represent. It contains samples of “Get Out of My Life, Woman” by Lee Dorsey and “The Long Wait” by Morton Stevens.
※Wikipediaより引用
訳:Flow Joeは、アメリカのラッパーであるFat Joeの1993年に出されたアルバム「Represent」から出されたデビューシングルです。この曲には、Lee Dorseyの「Get out of My life,Woman」と、Morton Stevensの「The Long Wait」がサンプリングされています。
でしょうかねぇ。
サンプリング元の曲が一つ見つかりましたのので、載せておきます。Lee DorseyのGet out of My life,Woman。渋いですね。
訳:
「俺の歌を知ってるか?
やつらに俺の事を知らせろよ?」
というような事でしょうか?よくわかりません。
ちなみにHipHopで「Flow」と言えば、スラング(俗語)になり、意味が「歌を歌う」とかそういう意味になります。
ここでも自分の名前をだして、俺はすごいぜ、俺は歌うぜ、俺を皆に教えろよ、という事を歌っているようです。
訳:
「黒人たちは、俺の歌の感じを知ってるぜ。
俺は悪いやつだ。もうわかっただろ?十分だろ?
Jazzy J、Diamond D、Showbiz and A.Gを尊敬している。俺はこの世のものとは思えないぜ。」というような事でしょうか?よくわかりません。
自分の事を悪い奴だ、と言っているわりには、リスペクトしているアーティストの名を挙げて、歌の中で賞賛している。本当は悪い男じゃないのではないでしょうか。
続いては、持っているアルバムJealous One’s Envyから2曲紹介します。「嫉妬と誰かの妬み」。嫌なタイトルですねぇ。
DJ Premierがリミックスに携わっている「The shit is Real」は1枚目のアルバムにはない上品な曲調が全体を包みます。
この曲では、彼の子ども(14歳~16歳の頃)の話が歌詞に出て来ます。ざっと読んだところ、14歳のときにパンクと喧嘩してやりあった、そしたら彼らのうめき声が聞こえた。
おばさんの家に行ったら、彼女は完璧に行き詰っていた、お母さんはどうだ?お母さんは福祉の手を借りている。どうだ?これがリアルだ。すごくShitなリアルだ・・・・・。
というような感じの事を歌っているようです。
「Respect Mine」もお勧めの曲です。この曲は空耳が聞こえて「猿回しどうだ?」と言ってるように聞こえるところがあります。
今は明らかに痩せています。糖尿病じゃなかろうか、と勝手に心配しているのですが・・・・。
写真:https://variety.com/2019/tv/news/fat-joe-new-york-undercover-pilot-abc-1203170268/より引用
世の中ローコード、とかノーコー…